こんにちは、hoshi’s-noteです。
前に『あえてSNSをやらない価値』というノート書きましたが、僕の美容室はホットペッパーなどの有料の広告掲載は一切していません。
今の美容室経営において「ホットペッパービューティーに掲載し、インスタを毎日更新する」というのが集客のテンプレートにはなっています。
でも、僕はあえてその主流から外れた道を歩んでいます。
SNSもやらない。高額な広告費もかけない。
メインで使うのは、サロンのオフィシャルサイト(ホームページ)だけです。
(厳密には他サービスも利用はしていますが、更新自体はほぼしていません)
「そんな古くて地味なやり方で、今もお客さんは来るの?」 そう思うかもしれません。
でも、実はこのやり方こそが、僕たちのような小規模サロンにとって、最も効率的で健全な方法だと確信しています。
広告という「家賃」を払い続けるレースから降りる
12年のサロン経営、2社の法人経営を経験して痛感したのは、広告費という固定費の重さです。
大手ポータルサイトに毎月何万、何十万と払い、クーポンありきで新規客を呼ぶ。
これは、自分の城を持たずに、ずっと高い家賃を払い続けているようなものです。
一方で、自分のサイト(WordPressなど)は、一度作ってしまえば維持費はごくわずか。
そこにブログという「資産」を積み上げていけば、広告費をかけなくても、検索エンジンから自分に合う美容室を探している人が勝手に辿り着いてくれるようになります。
集客数でいうと少ないです。というか、少なくていいんです。
広告掲載なんて僕ら美容師が、独立開業して10年もやるもんじゃないです。そもそも。
インスタの1秒より、ブログの5分で「悩み」に応える
SNSは、流れていく「点」の情報です。
対して、ブログは深く寄り添う「線」の情報。
- 「白髪染めを繰り返して、髪が痩せてしまった……」
- 「クセが強くて毎朝スタイリング大変…」
こうした深い悩みを持つお客さまは、インスタでキラキラした写真を探すのではなく、Googleで切実な言葉を検索します。
その時、僕たち美容師が経験をもとに「大丈夫ですよ、こういう解決策があります」と丁寧に作ったコンテンツがあれば、それは広告のキャッチコピーよりも何倍も強く読者の心に刺さります。
「この人なら、私の悩みを分かってくれる」という強い信頼が、来店前にすでに出来上がっているのです。
集客数は多くはないですが、再来率も高く、安定します。
「専門性」という武器を自分の城にもつ
僕たちの武器は、流行りの髪型を作ることだけではありません。
長年のサロンワークで培ったカウンセリング力があります。
これらは、SNSの短い動画や写真では伝えきれません。
自分のサイトだからこそ、自分の得意とすことを誰にも遠慮することなく、深く、詳しく打ち出せるんです。
- SNS
「みんながやっているからやる」といった横並びの戦い - オフィシャルサイト
「自分だけのサイトで得意を届ける」唯一無二の戦い
小規模サロンこそ、この地味で誠実なやり方が最も強い集客の武器になります。
流行を追うより、信頼を積み上げる
今のインターネットは、情報が溢れすぎていて、本当に欲しい情報に辿り着くだけで疲れてしまいます。
だからこそ、派手な広告や目まぐるしく流れる情報ではなく『自分の悩みに寄り添ってくれる場所』を求めているお客さまが実はたくさんいます。
インターネット全盛期の今だからこそ、あえて原点回帰。
自分のサイトをしっかりと育てて、辿り着いてくれた潜在顧客を着実に来店という行動に繋げる。
この古くて地味な道は、実は一度出来上がってしまえば、ある意味他が真似できない強力な集客システムになります。
SNSとホットペッパーは、その中で更新し続けたスタイル写真もブログも自分の資産にはなりません。
ホットペッパーも掲載を止めれば、すべてのデータが消えてしまいます。
苦労して作ってきたコンテンツが無くなるなんて…
決して、SNSや広告掲載が悪いと言っているわけではありません。
大事なのは使い方と使い所です。
自分のステージに合わせて戦略的に活用することが大切です。
僕も最初の4年は広告掲載してました。おかげで今もなんとか続けられているという部分もゼロではないですから。
ここは投資すべきタイミングだったということです。