こんにちは、hoshi’s-noteです。
指名客も増え、収入も安定してくるのが30代。 美容師として、今が「1番」と感じている方も多いかもしれません。
しかし、その安定の裏側で、20代の頃にはなかった「見えない疲労」が蓄積してはいませんか?
朝から晩まで予約を詰め込み、ランチを摂る暇もなく、数分単位のタイトなスケジュールをこなす毎日。
売上は立っているけれど、もし自分が明日倒れたら収入はゼロになる。考える時はあるけど、サロンワークが忙しく「忘れては、ふと思う時がある」というのを繰り返しているかもしれないですね。
30代は、プレイヤーとしてのピークを謳歌する時期であると同時に、40代以降の自分を守るために「働き方の構造」を根本から作り直す、極めて重要な「移行期」です。
「働き方の損切り」という決断
投資の世界には、損失を最小限に抑えるために、潔く撤退する「損切り」という言葉があります。
これは美容師の働き方にも同じことが言えるように思います。
「とにかく、たくさんのお客様を担当する」という20代の成功体験を、30代でもそのまま引きずってはいませんか?
高単価、低単価と料金に関わらず、数をこなす働き方は、30代後半、そして40代へと進むにつれて、必ずどこかで限界を迎えます。
勇気を持って「安売りをしない」もそうだし、「来て欲しくないお客様」もそう。
40代に向けて、今の働き方の非効率な部分を切り捨てていく準備をするのも30代。
30代で手に入れるべきは、数字に基づいた「根拠ある自信」
単価を上げることは、多くのお客様を失うかもしれないという恐怖を伴います。 その恐怖を克服するために必要なのは、精神論ではなく「数字の裏付け」です。
なんとなくの不安で立ち止まるのではなく、自分が40代でどのような生活を送り、週に何日休み、いくら手元に残したいのか。その理想から逆算して、今の自分が設定すべき「本当の適正単価」を直視してください。
「今の単価が12,000円なのは、40代で週休2日を実現するためだ」
そう自分の中で明確な根拠を持つことができれば、それはお客様へ価格を提示する際の、迷いのない言葉へと変わります。
移行期を支える「仕組み」への投資
30代の今のうちに、現場での労働以外の「仕組み」への投資を始めておきましょう。
それは、特定の髪の悩みに特化した専門スキルの習得かもしれませんし、予約や会計、税務作業を効率化して、自分の「思考の時間」を生み出すためのツールの導入かもしれません。
がむしゃらに手を動かす時間を、少しだけ「経営を考える時間」に振り向ける。
そのわずかな意識の差が、数年後のあなたを、体力勝負のループから確実に引き上げてくれます。
自分の「理想のバランス」を一度描いてみてください
30代は、まだ軌道修正が十分に間に合う時期です。それに、まだまだ動ける。
「今の働き方をあと10年続けられるだろうか?」 その問いに少しでも迷いがあるなら、まずは一度、理想から逆算した数字をシミュレーションしてみてください。
当サイトの「フリーランス美容師の『目標月収から逆算する』必要アプローチ数カウンター
」に、あなたが40代で実現したい目標手取りと、理想の稼働日数を入力してみてください。
算出された客単価が、今のあなたにとっての「損切りの基準」であり、未来の自分を守るための具体的な行動目標になるかと思います。