こんんちは、hoshi’s-noteです。
ネットの口コミで低い評価をつけられた。 一生懸命施術したはずなのに、お直しのご連絡がきた。
まず、美容師続けていれば、誰でも1度はあるはずです。
そんな日、心臓がギュッと締め付けられて、美容師という仕事から逃げ出したくなるほど落ち込む気持ちになるかもしれません。
すごくよく分かります。
僕も美容師として27年、自分のお店を経営して12年。これまでに多くの失敗や、お客様からのお叱りを経験してきました。
そして、ひどくヘコむ時もありました…
でも、そんなときこそ「次に繋がる」思考でいることが大事です。
まずは、お叱りを「2つの種類」に切り分ける
クレームや低評価をもらった時、パニックになったりひたすら落ち込んだりする前に、まずは深呼吸をして、その内容を「2つの種類」に切り分けてみてください。
1. 「改善できる」技術や接客のミス
「カラーの染まりが甘かった」「待ち時間が長くて説明もなかった」など、明らかな技術不足や配慮ぶそくが原因によるものです。
これはプロとして真摯に受け止め、謝罪し、練習やオペレーションの見直しで改善していくしかありません。痛い指摘ですが、あなたを的確に成長させてくれる「伸びしろ」そのものです。
2. 相性や誤解による「どうしようもない理不尽」
一方で、「なんとなく気に入らない」「なんかちがう…」といった、お客様との感性のズレや、時には理不尽とも言える八つ当たりのような低評価も存在します。
人と人が関わる仕事である以上、100人全員と完璧な相性を築くことは不可能です。
ここに心を痛めすぎないでください。
「今回はご縁がなかったのだな」と、静かに割り切ることも、長く美容師を続けていくための大切な考え方といえます。
あなたの「人間性」まで否定されたわけではない
お叱りを受けると、どうしても「自分はダメな美容師だ」「自分には美容師が向いていないんだ」と、自分自身を全否定してしまいがちです。
ですが、お客様が不満を持ったのは、あくまで「その日の、その施術や対応」に対してであって、あなたの人間性や、これまでの努力すべてを否定したわけではありません。
失敗は失敗として反省しつつ、あなた自身の価値と、仕事でのミスをしっかりと切り離して考えるようにしてみてください。
厳しい意見を言ってくれる人の「見えない優しさ」
でも現実は、美容室に不満を持ったほとんどのお客様は、何も言わずにただ「二度と来店しない」という選択をしています。
そんな中で、わざわざ時間と労力を使って「ここが良くなかった」と伝えてくれる方は、ある意味でとても貴重な存在ともいえます。
もしかすると、「直してくれたら、また来たい」という期待の裏返しなのかもしれません。
クレームは怖いものですが「何も言われずに人が離れていくこと」のほうが、経営や成長においては恐ろしいことかもしれません。
厳しい言葉の奥にある、そのお客様なりの期待に目を向けてみると、少しだけ見え方が変わってくるはずです。
失敗は、あなたが現場に立ち向かっている証拠
今、あなたがクレームや低評価で深く傷ついているのは、それだけ目の前のお客様に真剣に向き合い、責任感を持って仕事をしている証拠です。
適当に仕事をしている人は、そこまで深く傷つくことはありません。
27年やってきた僕でさえ、いまだに反省して落ち込む日があります。最初から完璧な美容師など、どこにもいません。
どうか自分を責めすぎず、仲間と酒を飲んだり、美味しいものを食べたりして、ゆっくり休んでください。
その悔しさを知っているあなたは、今日よりも確実に成長できます。そして、明日からまた少し、人に優しい美容師になれるはずです。