AIの活用方法で悩む美容師へ。次回予約が自然に埋まる「お礼メッセージ」を作るコツ

こんにちは、hoshi’s-noteです。

美容師27年、サロン経営12年。これまでたくさんのお客さまと出会い、ハサミを握り続けてきました。

そんな僕ですが、昔から変わらずに大切にしていることがあります。それは、ご来店いただいたお客様へのお礼のメッセージです。

昔は、おハガキを送ってお伝えしていましたが、今はLINEやメールになってますね。

とにかく、このお礼の一言が次回のご予約に繋がるかどうかの大きな分かれ道になります。

でも、一日のサロンワークが終わって、疲れた体でスマホに向かうとき「毎回同じような定型文になってしまう」「パーソナルな文章を書きたいけれど、時間がかかりすぎる」と悩んだことはありませんか?

そこで今回は、僕が実践している「AIを頼れるアシスタントにして、お客さまの心に深く刺さり、次回予約が自然と埋まるお礼メッセージを短時間で作るコツ」をお伝えします。

「AIの使い方が分からない」という方も、大丈夫です。スマホ一つで今夜からできる方法を、分かりやすく解説しますね。

定型文のお礼メッセージでは、大人の心は動かない

多くのサロンで使われているお礼のメッセージは、次のようなものではないでしょうか。

「本日はご来店ありがとうございました!またのご来店を心よりお待ちしております」

とか、

「髪のお悩みなどおきがるにごそうだんくださいね。」

みたいな。

もちろん、送らないよりは素敵です。しかし、日々たくさんの情報に触れている現代のお客さまにとって、こういった定型文は「事務的な連絡」としてスルーされてしまいがちです。

お客さまが求めているのは「私の髪質や悩みを、あのスタイリストさんはちゃんと覚えてくれているか」という安心感です。

とはいえ、一人ひとりのお客さまに合わせたオリジナルの文章をゼロから考えるのは、本当に大変ですよね。

だからこそ、その下書きを今はAIに任せてみましょう。

【コピペでOK】AIに「パーソナルなお礼文」を作ってもらう指示文

AI(ChatGPTやGeminiなど)のアプリを開いたら、以下の文章をそのままコピーして貼り付けてみてください。

【 】の中をご自身のお客さまの情報に書き換えるだけで、驚くほど温かみのある文章ができあがります。

AIへの指示文(プロンプト)

あなたはプロの美容師です。今日ご来店いただいたお客さまへお送りする、LINEのお礼メッセージを作成してください。 定型文ではなく、お客さまの悩みに寄り添い、次回の来店(次回予約)を自然に促すような、優しく丁寧な文章にしてください。

【お客さまの情報】

  • お名前:【例:佐藤さま】
  • 今日おこなった施術:【例:髪質改善トリートメントとカット】
  • お客さまのお悩み:【例:梅雨時期の広がりと、髪の乾燥】
  • 施術中のアドバイス:【例:お家でのドライヤーは上から風を当てること、次回は2ヶ月後が目安であること】

【出力の条件】

  • 「です・ます」調で、親しみやすくも丁寧なトーン
  • 長すぎず、スマホの画面で読みやすい分量

AIと二人三脚で仕上げる最後のひと手間

指示文を入力すると、AIは数秒でメッセージの候補を作ってくれます。

「佐藤さま、本日はご来店ありがとうございました。お悩みの広がりが、髪質改善トリートメントで驚くほどツヤツヤになりましたね……」といった、パーソナルな文章が目の前に現れます。

ここからが、僕たち美容師の出番です。

AIが作った文章をそのまま送るのではなく、施術中に盛り上がったプライベートの会話を1行だけ手動で付け加えてみてください。

例えば、

「お話ししていた来週のご旅行、楽しんできてくださいね」

とか、

「おすすめしたカフェ、ぜひ行ってみてください」

といった内容のもの。

  • AI: 髪の専門的なアフターケアと次回予約の目安を、丁寧な文章で整理する
  • あなた: お客さまとの「心の繋がり」を1行プラスする

この役割分担をすることで、作成時間はわずか3分ほど。

でも、必ずチェックはしてくださいね。AIが作ったまんまをコピペは、プロとしてやるべきことではないです。

僕が仕組み化にこだわる理由

僕がこのように、AIを使った業務の効率化を美容師にお勧めしているのには理由があります。

僕は2年前、急性白血病という病気を患い、1年間サロンワークから離れて闘病生活を送りました。奇跡的に現場へ復帰できた今、一日の終わりに残されている自分の「体力」と「時間」の大切さを誰よりも実感しています。

若い頃のように、気合と体力だけでは続かなくなりました。

効率化できるテキスト作成はAIに任せ、浮いた時間でゆっくり体を休めたり、明日のサロンワークへの活力を蓄えたりする。

これこそが、僕たち個人事業主や小さなサロンのオーナーが、長く健康に、そして楽しく美容師を続けていくためのスマートな選択なのだと、僕は信じています。

AIという言葉を聞くと「美容師には関係ないでしょ」とか思いがちですが、今夜のサロンワーク終わりに、ぜひ一度試してみてください。

僕がAIを使って美容師のために作ったツールもぜひ試してみてください。
→フリーランス美容師に役立つツール集